サトラレ作った人謝ってほしい 自分がそうやったらどうしようってふとした時に思ってまうから

世界5分前仮設というのを思い出すたびにドキドキする。
さっき食べたごはんの味とか、あれおもしろかったな~みたいな思い出し笑いとかなんでもない思考とかは、上ってきた階段を振り返って見えたものではなくついさっき突如背後に現れた壁に描かれたものなのかもしれない
と思うとじゃあ一体どこからが現実世界で生まれた思考や感覚・記憶なんだろうかとヒッと息が詰まる思いになる。

 

 

あと、小学生のときに「感覚は体の受けた刺激が一度脳に伝わってから自分に届いたもの」っていうのを聞いてから、自分が見てるもの感じてるものは実際にはとんでもない形や色や触り心地のものなのかもしれないと思うようになってふとした時にゾッとする。
自分の肌の色はもっと黒かったり白かったりもしくは緑だったりしたり。あるいは気持ちいいなぁと思いながら触ってるものはめちゃくちゃな突起があって撫でるたんびに血まみれになってるけど脳はその痛みを消して変換してくるとか。
血が出て濡れてても手に傷が出来ても脳が伝えてくれてなかったら何も感じないし見えない。

都会の街は新しくてきれいな高層ビルが建っていておしゃれでシュッとした人が歩いているように見えるけど、実際はゾンビみたいな緑色で血まみれでドロドロな生き物が歩き回っている曇天のスラムみたいなところかもしれない。

昔むかしこのあたりに住んでいる人間の先祖はたいへんな事故か何かで脳にストレスがかかって、自分たちの心を守って生きていくために脳がいいように変換するつくりになってしまった。
その遺伝なのか進化なのかで今でも人間の脳はこうやって感覚を変換して自分たちに届けている。のかもしれない。

 

 

こうやってふと思い出して股間がヒュッとなるようなことは自分の中にまだいろいろある気がする。いまぜんぜん思い出せないけど。